白金台の港区郷土歴史館(後編)

前回は白金台に新しくオープンした「港区立郷土歴史館」を紹介しましたが建物の紹介だけで終わってしまいました。

今回は後半として郷土歴史館そのものを紹介します

この旧・公衆衛生院という施設自体の解説はこのパネルにあるとおり、国民の保健衛生に関する調査研究を目的とした研究機関でした。

お隣が東大の医科学研究所ですから、戦前からこの辺りは学究機関が立ち並んでいたのですね。



郷土歴史館

郷土歴史館としては、2階が有料の特別展・企画展のスペース、3階と4階が有料の常設展のスペース、あとは旧講堂や院長室など無料の見学スペースや休憩室などです。

2階部分に相当するエントランスの吹き抜け。

前回は1階に降りて建物を探索しましたが、今回は常設展を見学するので2階のチケット売り場で大人1人300円のチケットを購入して3階に上がります。

3階から吹き抜けを覗き込むとこんな感じです。

吹き抜けといいフロアの大理石といいいくら見ても見飽きないのですが、でもまず常設展へ。

常設展

チケットにはQRコードが印刷されていて、そのQRコード部分をゲートにかざして入室します。

見学し終わって退出する時にもこのQRコードをかざしてゲートを開けるので、入室したからといってチケットを失くしたりしないようにしましょう。

またチケット購入時にリストバンドを渡されます。
結局リストバンドの提示を求められることはなかったのですが、おそらく常設展だけの人と特別展・企画展も入室可能な人とを区別しているのだと思います。

常設展は「テーマⅠ 海とひとのダイナミズム」、「テーマⅡ 都市と文化のひろがり」それと「テーマⅢ ひとの移動とくらし」のエリアに分かれていて、テーマIとテーマIIが3階、テーマIIIが4階になります。
さらに、各テーマもいくつかの小部屋(昔の講義室)を使って展示されています。



常設展の展示内容

実はあまり時間もなくてささっと見学しただけなので、本当に写真映えしそうな部分だけの紹介です。

これは「ひとの移動とくらし」エリアの展示物。

銀座線? ではないですね。”天現寺橋” という行き先表示があるのでこれは都電です。

右のハンドルを回すと行き先表示を変更することができます。

こちらは都市交通の歴史など。

港区エリアの歴史を縄文時代から真面目に追っていけるので、真剣に見学しようとすれば時間があっても足りません。
でも自分に興味のあるところだけささっと見学するだけなら意外とささっと見終わってしまうかもしれません。

港区の歴史

やはり面白いのは近現代の歴史ですよね。

近代日本とアジアのいろんな意味での中心である東京のそのまた中心部が港区なので。

開国直後から明治初期の外国公使館についての資料。
港区大使館スタンプラリーの萌芽は開国時からのものということが分かります。

白黒の写真は麻布十番の善福寺ですが辺りの雰囲気は今とほとんど変わらないのですね。

テロで若い命を落としたヒュースケンの姿。

南麻布光林寺にある彼のお墓は以前紹介しましたね。


最後にひと休み

私たちの場合、建物に1時間半、常設展に30分くらいで合わせて2時間コースになってしまいました。

最後は併設のベジタブル・ライフというベジカフェでひと休みがいいと思います。

公的施設のカフェとは思えぬ充実ぶりだったので、こちらもまた別記事で紹介しますね。

港区立郷土歴史館

港区白金台 4-6-2
休館日:毎月第3木曜日、年末年始
開館時間:9:00〜17:00 (土は20:00) 


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