都会のオアシス 隈研吾 設計 根津美術館

南青山にある根津美術館は、東武鉄道の社長などを務めた実業家・初代根津嘉一郎氏が蒐集した日本・東洋の古美術品コレクションを保存し、展示するためにつくられた美術館です。

二代根津嘉一郎氏が、昭和15年(1940)に財団を創立し、翌年根津美術館が開館しました。戦災で大部分を焼失しましたが、昭和29年に再建、



平成3年(1991)には創立50周年記念事業としてさらに増改築を行いました。

そして、現館長・根津公一氏のもと、平成18年(2006)より3年半をかけ、3つの倉庫と旧本館を取り壊して、新たな展示館(本館)を建設。

平成21年(2009)にリニューアルオープンしました。その設計が隈研吾です。

美術館では年間6本の展覧会が開催されています。

中でも有名なのは毎年庭の燕子花が咲く春に合わせて開催されている展覧会で、美術館所蔵の尾形光琳の燕子花絵図が披露される根津美術館恒例の展覧会です。

この頃は気候もいいし、ゴールデンウィークだし、花は美しいし、本物の燕子花と尾形光琳の燕子花と見比べることができる貴重な機会だし、でいつも大混雑します。

▲美術館のロビーからの眺め。

▼そしてこちらは中2階の映像コーナー。広々として気持ちいい。

中2階から1階を見下ろすの図▼

ガラス張りの階段スペースを外部から▼

大きな窓ガラスの紅葉のリフレクション。

茶室利用の和服姿のご婦人も絵になる。▼

根津美術館はその素晴らしいコレクションもさることながら、東京の大都会とは思えない、緑豊かな庭園も魅力の一つです。

庭園内にある4つの茶室は様々な場所から移築された貴重な建築です。▼

四季折々の表情を楽しむことができる庭園は海外からの旅行者も多く訪れます▼

雨の紅葉狩りも悪くない▼

京都までわざわざ足を伸ばさなくても、都内のしかも表参道駅の近くに、こんなに素敵な場所があるのです▼

紅葉の色合いも自然なグラデーションを魅せてくれます。▼

ここが青山だなんて忘れてしまいそうです▼

この手前が燕子花です。GW前後の4月末から5月頭くらいに素晴らしい景色を見ることができます▼

これが春の燕子花が満開の時の様子です。▼

庭園は美術館よりも広く、隅々まで回ろうと思うと結構時間がかかります。時間に余裕を持って出かけたいですね▼

庭園内には茶室だけでなく、由緒あるつくばいや祠などがあります。▼

実は美術館の展覧会も早々に庭園に繰り出して、散策を楽しみました。そんな人も多いかもしれません。▼

庭散策だけに訪問するには入場料が割とお高めです。だからこそ、本当に来たい人だけが来ているのかもしれません。というわけで、年齢層は高めです。

でも、それがいいのだと思います。変わらないでいてほしい場所の一つです。



根津美術館の場所は、表参道駅のA5出口を出てコムデギャルソンがある方向へ直進します。

フレンチレストランのフィガロを過ぎて根津美術館前の交差点に美術館の入り口があります。

ちなみにこの美術館の交差点の逆側にあるドイツの家電ミーレのショールームも隈研吾設計です。

根津美術館

港区南青山6-5-1

10時-17時 月曜休館(展示替期間、年末年始)

特別展入場料:一般1300円、高校生以上1000円

企画展入場料:一般1100円、高校生以上800円


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