今回は御成門にあるUCC上島珈琲のコンセプトショップ「上島珈琲店 No.11」を紹介します。
上島珈琲店はブランドとしては老舗でもチェーン展開は比較的最近ですし、しかもターゲットを絞りすぎた高級ルノワールみたいで足を運ぶことはほとんどないのですが・・
また、新橋方面はあまり詳しくなくて紹介できるお店・施設が少なくて、新橋住所のお店を紹介するのは初めてかもしれません。
このNo.11はコンセプトショップということで他の上島珈琲とは内装からして異なるラインですし、芝公園での花見の後にひと休みをするのにピッタリということで紹介してみます。
要するにUCC上島珈琲の東京本部の入るビルの1階が「No.11」です。
このビルの1FにはUCCコーヒーアカデミーという施設も入っていて、まさに上島珈琲の東京拠点! という感じです。
No.11の店内
センターカウンターがあってぐるりと客席があり、隅の方にはグッズ販売も。
そしてコーヒーは豆の種類や挽き方まで選べてハンドドリップで・・・要するにブルーボトルなどサードウェイブを意識したお店なんですね。
▲店内の中央に広くスペースが取られています。
周囲を客席が囲んでいますがテーブルも大きく、かつ客席間も十分なスペースが取られているので隣や周囲のお客さんを意識することなくゆっくりできるところが魅力です。
写真では切れてしまいましたが左端にオーダー口があるので、そこでまず注文します。
コーヒーの場合はハンドドリップで時間がかかるので、しばし待ってからピックアップ口で受け取ります。
テーブルの大きさが際立っていますね。
要するに二人で向き合ってパソコンを広げ仕事しながらコーヒーがいただけるスペースなんです、たぶん。
超都心の御成門でこんなゆったりスペースのカフェがあるとビジネスパーソンやノマドワーカーな方は嬉しいんじゃないでしょうか。
UCCの直営店なので豆やカップその他コーヒー関係の資材がいろいろ販売されています。
No.11のメニュー
普通の上島珈琲店は行ったことがないのでメニューの違いは分かりませんが No.11のメニューです。
基本的に喫茶店なのでメニューはシンプルです。
軽食メニューもあり、しかも週末はメニューの内容も変わるのですが、実はコーヒーしか頂いたことがなくてよく分かりません。
好みだと思いますが、ブラジルかエチオピアのディープがオススメです。
No.11のコーヒー
ここのコーヒーは ”ダブルドリップ” が特徴です。
▲ドリッパーが2段重ねになっていて、これを使ってハンドドリップで丁寧に淹れてくれます。
(その代わり時間がかかります)
しかしこの2段重ね、道を究めているのか邪道なのかよく分からないですね。
サードウェーブに影響を与えた日本の喫茶店文化を支えたUCCが一周回ってサードウェーブにトライしてみたということなのでしょう。
淹れてもらったコーヒーはNo.11の大きな紙カップに入って手渡されます。
店内で飲んでもテイクアウトでも同じです。
実はこの紙カップ、かなり大きいです。
しかもそこになみなみとコーヒーが入るので、コーヒー自体の量もかなり大量です。
スタバのサイズでいえばグランデに相当する量ですね。
カップ自体はそこまで大きくないのですが、最初はえっ?と驚くくらいコーヒーが入っています。
広さたっぷりの店内、量もたっぷりのコーヒー、Wi-Fiも完備ということで、平日の昼間はビジネスパーソンで賑わっています。
とはいえ、あまり知られていないし御成門という場所自体もそれほど人通りが多いわけではないので、混む時間帯をちょっと外せば、席が取れない座れないということはまずありません。
仕事中に御成門や内幸町界隈で休憩したり、コーヒーを飲みながら仕事したい時などにオススメです。
▲ビル側の入り口から中を覗いたところ。
中にはスーツのおじさま方が何組か見えますね。平日の昼間はこんなお客さんが半分を占めます。
でも一番のオススメは休日ですね。絶対空いています。
芝公園の御成門側、これから桜の季節で出かける機会も多いかと思いますが、休めるところが極端に少ないのです。でも御成門の駅から100mでこんなゆったりしたカフェがあるのです。
それにUCC上島珈琲の直営店なので味に外れはありません。
No.11の場所
御成門の駅から日比谷通りを日比谷方面へ100m。
芝郵便局の向かい側です。
目印は日比谷通りを挟んで向かいの芝郵便局です。
御成門の駅から徒歩3分。増上寺や東京プリンスからも歩いて10分かからず行くことができます。
上島珈琲 No.11
港区 新橋 6-1-11
定休日:不定休
営業時間:7:00 – 20:00 、 8:00 – 18:00(土日祝日)