日比谷線虎ノ門ヒルズ駅 開業

2020年6月6日、半世紀ぶりに日比谷線に新駅が開業しました。「虎ノ門ヒルズ駅」。

最寄りの民間施設の名称が付けられた異例の駅名です。

この日はちょうど近くに行く用事があったので日比谷線に乗って虎ノ門ヒルズ駅まで行ってみました。

▲日比谷線車内の駅名表示。
神谷町と霞が関の間に ”虎ノ門ヒルズ” が加わっています。

これまで虎ノ門ヒルズへ行くには日比谷線の神谷町まで行って5分ほど歩くか、はじめから自転車で行くかしていたのですが、虎ノ門ヒルズ(ほぼ)直結の駅ができたので便利といえば便利です。

神谷町を過ぎたらあっという間に到着。なにせ神谷町からは500mしか離れていませんから。 

虎ノ門ヒルズ駅のホームは広尾駅、六本木駅、神谷町駅などと同じ相対式ホームなので進行方向に向かって左側のドアが開きます。


虎ノ門ヒルズ駅の構内

たまたま開業日だったし午前中だったし、鉄道マニアがいっぱいいるのかなぁと思っていたらやっぱり大勢の鉄道マニアが写真を撮ったり駅メロやアナウンスを録音していたりしていました。

早朝はもっと混んでいたみたいですけど。

ただ虎ノ門ヒルズ駅は実はまだ工事中。仮設感たっぷりの構内です。

東京オリンピックの開催に合わせて無理やり開業したので、完全に完成するのはもう2,3年先になるようです。

虎ノ門ヒルズ自体もまだ森タワーしかなく、ビジネスタワーも数日後にオープンという状態なので、しばらくは仮設状態のままいろいろ工事が進んでいくのでしょう。

▲日比谷線の案内と時刻表。

虎ノ門ヒルズ駅の駅ナンバリングが ”H06” なので、霞が関駅以降の駅ナンバリングが一つづつ増えています。東京メトロはもちろん、それ以外の相互乗り入れや接続している鉄道会社も路線図を変更しないといけないので大変ですね。

そういえば、六本木駅にも修正が間に合わず古いままの路線図が残っていました。

▲2番線ホーム(銀座方面)の案内板
今のところ2番線ホームからには改札が1箇所、出口もA2だけしかありません。

▲2番線ホームの様子です。

まだ工事中なので狭くなっている場所などがありますが、工事が完成すればかなり広いホームになりそうですね。神谷町駅と同じくらいの広さになりそうです。

▲これは6月6日の午前10時ころの様子。
反対側の1番線ホームにはTV局のカメラがまだ残っていました。やっぱりご近所のテレ東さんですかね。

▲で、こちらが1番線ホーム(六本木方面)。

まだ工事中ですがホームの広いことはよくわかります。

新駅ということで当然ですがホームドアも完備です。

虎ノ門ヒルズ駅の出入り口

相対式ホームな上に駅自体が未完成なのでしばらくは注意が必要な駅構造です。。

▲1番線ホーム(六本木方面)の構内案内図。

線路自体は桜田通りの真下と考えるとわかりやすいです。
A1とB1が虎ノ門ヒルズの森タワーに近い出入口、B2とB3が虎ノ門ヒルズのビジネスタワーに近い出入口です。

そしてA2は2番線ホームの今のところ唯一の出入口で改札も神谷町側(つまり後方車両)にしかありません。

▲2番出口の地上部分。

”2番線(北千住方面)ホームです” という案内がくどいほどされています。
要するに虎ノ門ヒルズから銀座・北千住方面へ帰る人はこの出入口を使うしかないのです。

▲A2出口を出ると目前に虎ノ門ヒルズ森タワーがどーんと建ってます。しかも桜田通りを挟んで。

六本木方面から来た人は桜田通りを渡らないと虎ノ門ヒルズへ行けないし、帰りは桜田通りを渡らずA1出入口から入るのです。

慣れないと混乱しちゃいまうがこれはもう駅自体が完成するまでは仕方ないですね。

▲こちらはA1出入口。

建物からして仮設です。
虎ノ門ヒルズへはA2出口からなこの横断歩道を渡ってまっすぐ、A1出口なら出てすぐの信号を左です。

▲A1出口の様子。
1番線ホームの神谷町側(つまり先頭車両側)の改札を出るとこの出口です。

こちらも ”1番線(中目黒方面)ホームです” という案内が目立ちます。

▲ホームの一部が立入禁止になっています。

これ、おそらくホーム間の地下通路が出来るんだと思います。
これが完成すれば不便な状態は解消されるのでしょう。

B1〜B4出口

1番線ホームの霞が関側(後方車両)の改札を出ると、この長い通路が待っています。

▲銀座線への乗り換えはこの通路経由で虎ノ門駅を使います。
いちおう地下で繋がっているようですが、虎の門駅も構造や出入口が複雑なので慣れない人は乗り換え自体が迷っちゃうかもしれません。

銀座線で渋谷方面から来て日比谷線で六本木方面へ向かう場合や、虎ノ門ヒルズ駅から虎ノ門駅で浅草方面へ乗り換える場合など、荷物の多い旅行客には大変だと思います。

▲この通路自体も仮設通路みたいなので、駅工事が完成すれば様子ががらっと変わってしまうと思います。



ではB1出口とB2出口を紹介します。

この2つの出口が虎ノ門ヒルズの森タワーとビジネスタワーに直結しています。

▲これが1番線ホーム(中目黒訪問)の霞が関側の改札。銀座方面から来た場合、虎ノ門ヒルズへはこの改札から行くのが便利です。

改札を出て真っ直ぐ行き突き当りの少し手前改札側にB1出口があります。

▲階段を上ってすぐにあるエレベーター。これに乗って1Fまで上がれば森タワーのはず・・・

残念。森タワー直結ではありませんでした。虎ノ門ヒルズ直結ではあるんですけど。

建物の外に出ないで森タワーに行くには、さっきのエレベーターを使わずアンダーズへの地下通路を使います。

曲がりくねっていて分かりづらいんですけど、エスカレーターを上がれば最終的にアンダーズと虎ノ門ヒルズレジデンスの間に出られます。

そこからさらにエスカレーターを上がれば森タワーのここ、虎ノ門ヒルズカフェの隣に出ることができます。

逆に言うと、森タワー2Fの虎ノ門ヒルズカフェ脇のエスカレータからB1まで降りれば虎ノ門ヒルズ駅まで行くことができます。

ちなみに、B1出口のさっきのエレベーター前には2番線ホームへの連絡通路も。ただ ”地上経由” と書かれているように、A1出口経由で桜田通を渡りA2出入口から2番線ホームへ行くことになります。遠い。

今度はビジネスタワー直結のB2出口を目指してみましょう。

改札を出て真っ直ぐ、突き当りを左に曲がるとすぐにB2出口の階段です。

階段を登るのが難しい人はビジネスタワーのエレベーターを使いましょう。

ビジネスタワーの地下1階下層(B1L)のエレベーターで地上に上がるとビジネスタワーの車寄せの隣に出ることができます。

ただこのエレベーターは地上では場所が分かりづらいので、地下鉄に降りる時はB2の階段を使うか一旦ビジネスタワーに入ってエスカレーターで地下に降りるのが良いと思います。

▲ビジネスタワー側のB2出入口の様子です。これは地上からでもすぐ見つけることができます。
B2出入口は、地上から降りるなら階段を、地下から上がるならエレベーターで。気をつけたいです。

たまたま開業の日に利用してみた虎ノ門ヒルズ駅ですがまだまだ未完成で、虎ノ門ヒルズに勤めている人たち以外にはちょっと使いづらいかなぁという感じでした。

その後、虎ノ門ヒルズのビジネスタワーがオープンしてから行ってみたら、B3出口が完成していました。

B3出口ならビジネスタワーに入ってすぐ左手のエレベーターを使わずとも、このエスカレーターから上がればビジネスタワーのレストランフロアなどに直結です。

せっかくビジネスタワーも開業しましたが肝心のBRTが運行開始が延期になっていて、ビジネス以外で虎ノ門ヒルズに行く用事がある人も少ないでしょう。
飲食店はけっこう充実しているのですがインバウンド観光客をあからさまに意識したお店ばかりでショッピングや映画など総合的に楽しめるようなところではないですし

ただ麻布台から虎ノ門にかけての再開発が形をみるようになりこの駅も本来の姿になれば、新しい交通の要衝として多くの人で賑わうようになるでしょう

日比谷線 虎ノ門ヒルズ駅

港区 虎ノ門 1-22-12
定休日:なし


記事の評価
関連記事