提灯が目印
「鳥とも」は西麻布交差点のホブソンズから渋谷方面に徒歩30秒のビルの地下にある焼き鳥屋さんです。営業中はこの提灯が出ているので提灯が目印です。
地下に降りていくと特に店名が出ているわけではありませんが、扉が1つだけあります。そこが鳥ともです
私はもう数えられないくらい訪れているので当たり前になっていますが、初めてだとここ?って一瞬思うかもしれません。
親子で切り盛り
焼き鳥を焼いている大将とホール担当の女将さんはご夫婦で、お二人の息子さんが厨房担当です。家族3人で仲良く切り盛りしています。
店内の様子
店内は厨房を囲んでL字型にカウンター、そして4人席のテーブル席が3セットです。
テーブル席はくっつけたり離したりしてお客さんの人数に対応します。
浅草鷲神社の巨大熊手のおかめさんが店内をにこやかに見渡しています。
メニュー
焼き鳥や野菜の種類も豊富です。メニューはこんな感じ。でもだいたいいつも同じようなものばかり食べています。
だって美味しいんだもの。
お通しも美味い
まずはお通しの小皿が3つ出てきます。大根おろしは必ずです。
後の2皿は日替わりですが、ニラのおひたしは出てくる確率高め。
この日はいつも通りすぐに箸をつけてしまってから慌てて写真を撮ったのでニラのおひたしが少なくなっています。本当はもっと入ってますからね。
冷奴は玉ねぎたっぷり
そしてまずは冷奴から。
ここの冷奴はちょっと普通と違います。冷奴といえばネギとおかかが定番ですが、ここの奴は玉ねぎたっぷりでとても美味しいです。
ささみさび焼き
さ、焼き鳥にしましょうか。
最初の串はわさびがたっぷり、その名もささみのさび焼き。
レアで焼かれたささみの上にドバッと塗られているのは正真正銘本わさびですから当然、きたーーっ!クーーーっ!となりますが、みんなで泣きながら食べるのが美味しい一本です。
焼き鳥色々
上から手羽先、うずらの卵、アスパラです。
レモンを絞ったり、辛子を塗ったり、山椒をかけたり、七味をふったりして思い思いのアレンジ可能です。
上から、ぼんじり、銀杏、ねぎま、つくねです。
焼き鳥が美味しいのは勿論の事、銀杏やアスパラの自然な甘みが本当に美味しい。
家ではこんな風にこんがり焼くのは難しいですから、ついつい頼みすぎてしまいます。
シメはラーメン
ラーメンと書きましたが、正式な名前は鳥スープめんです。
鳥の出汁が効いていてここでしか味わえない味です。だから満腹でもオーダーしてしまうんですよね。
ザーサイと胡椒をお好みで入れて、生姜は麺を食べ終えて、スープだけになってから投入して鳥スープを味わいます。
麺はお好みで中華麺か素麺かを選べますが、断然中華麺です。というか中華麺しか食べた事ないです。
普段から常連客で混み合っているお店です。訪れるのなら予約してから行くほうが安心です。特に金曜は混み合いますから要予約ですね。
そうそう、このお店の電話、今でもダイヤル式の黒電話なんですよ。電話がなると呼び鈴の音が懐かしすぎて昭和にタイムスリップします。
時々若いお客さんに「これ、何ですか?」って聞かれることもあるそうです。
西麻布の交差点から近いせいもあっていろんな業界の方がいらっしゃいます。もしかしたら誰かに会えるかも?
鳥とも
港区西麻布4-1-15秋山ビルB1
定休日:日・祝
営業時間:18:00〜24:00(土曜〜23:00)