ファイヤー通りの「アプレ・ミディ」でメロウな音楽とコーヒーを

Cafe Après-midi (アプレ・ミディ)

渋谷ファイヤー通り(消防署通り)のカフェ「Après-midi (アプレ・ミディ)」。店名の”Après-midi” はフランス語で午後の意味。そしてここは ”フリー・ソウル” という言葉やジャンルを提唱し「フリー・ソウル」のコンピレーションでも有名な橋本徹氏がオーナーのカフェです 。

店名は Afternoonですし、流れる音楽はフリー・ソウルの総本山らしいメロウなもの。

文化発信地である渋谷の、90年代以降を代表する居心地の良いカフェです。

▲COVID-19のパンデミック下でしばらく休業していましたが2021年秋から営業を再開しています。ただ当面は金土日曜日の午後だけですが。

店内には例えばフリー・ソウルのコンピ「Good Mellows」シリーズのトートなども。これはLPレコードも収納できるサイズなんですよね。


アプレ・ミディのメニューとコーヒー

今は基本的にドリンクだけの提供になっています。

▲これはカフェ・アメリカーノ。ビスケットも付いてきます。

▲これはメニュー。

訪問した日は再開したばかりでまだ準備も整っていないのか黒塗りされているメニューもありますが、これは今後もとに戻っていくのでしょう。

夜はバーとしても営業するのでワインやカクテルなどアルコール類のメニューも充実しています。

▲奥がカウンター兼キッチンですね。

上質な音楽とAVシステム、それにコーヒー。週末の午後の過ごし方としてはPerfectです。


フリー・ソウル

メロウでグルーヴィーを一つの基準にして、あまり知られていないアーティスト、正当に評価されていないアーティスなとにも焦点を当てた「フリー・ソウル」のコンピレーションはすでに数百枚に達しているそうです。

またいわゆる渋谷系アーティストたちともお互い影響し合ったところもあり、それと気づかなくてもフリー・ソウル的な音楽をあちこちで耳にしていると思います。

▲そんなコンピレーションCDが棚にずらっと並んでいます。またトートバッグなど関連グッズが販売されています

▲CDコーナーをよく見るとコンピレーションCDの他に、コンピレーションに収録されている曲が入ったオリジナル・アルバムも並んでいます。

右端のダニー・コーチマー(ダニー・クーチ)はキャロル・キングなどの時代からずっと活躍するLAのセッションギタリストですし、ピーター・ゴールウェイは骨董通りのレコード屋パイド・パイパー・ハウスがイチ押しだったので日本でとっても人気のあったSSWです。

左端にはダニー・ハサウェイ。知的な ”ニューソウル” の先駆けとして70年代は人気のある人でしたが、彼も日本ではフリー・ソウルのムーブメントで再発見されたミュージシャンですね。

▲こちらはフリー・ソウルのコンピレーションCD。もちろんアプレ・ミディのオーナーの橋本徹氏によるコンピレーションです。

ただアプレ・ミディではCDの販売は行っていなくて、ここにあるCDはどれもディスプレイ用なのだでそうです。

▲壁に飾られているのはシカゴのソウルシンガーTerry Callier(テリー・キャリア)の写真展のポスター。ここアプレ・ミディで開催された写真展のものです。

テリー・キャリアの2ndアルバムに入っている「Ordinary Joe(オーディナリー・ジョー)」を聴いた橋本氏が感激して、それを契機にフリー・ソウルを始めたということで、その原点にいるミュージシャンです。

訪問時に流れていたのは例えばこの曲。

カナダはヴァンクーヴァー出身の新人アーティストが歌うプログレッシブ・ロックの名曲。若い人も古い人もしっくり来る選曲です。

居心地良い店内

アプレ・ミディの店内。こんなに居心地の良いロック喫茶、ジャズ喫茶は思い浮かびません。

お客さんがロック好き、ジャズ好きだという前提なしで 音楽が好きな人が居心地良いように、まさにメロウな空間を目指したのでしょう。

▲基本はテーブルとソファ。

いろいろが組み合わせに対応できるよう配置されているのでお一人様からカップル、グループまで対応できそうです。

▲手前は対面のカップル席。いや別にカップルでなくてもいいのですが。

向こうはパーティションで区切られたカウンター席。

カウンターの一部が物販のTシャツに占領されているので、席としては4人分です。

▲ファイヤー通りの一番原宿側のビルの5階なので「国立代々木競技場」もすぐ近くに見えてしまいます。

こうやって少し離れて見ると吊り橋と同じ構造だということがすごいよく分かります。

▲これは窓際のソファ席のあたり。

▲ゆっくりコーヒーを飲みながら流れる音楽に聴き入ったり、置かれた雑誌を読んだり。

とにかくこのメロウな空間と音楽はゆっくり楽しみたいですね。

▲店内の席数は十数席。

夜は混むんでしょうか。でも昼間は空いているイメージです。


営業時間

パンデミック後は営業日も営業時間も不安定です。

出かける前に「カフェ アプレ・ミディ」のサイトで営業日と時間を確認しておくのがベターです。

▲ホームページは “金土日のみ” と案内されていましたが、実際に金曜日に訪問したところ “当面は土日のみ” という案内が出ていました。

アプレ・ミディを訪問するのが目的なら土日の午後にするのが良さそうです。

場所と行き方

アプレ・ミディの最初の店舗は公園通り沿いでした。

しばらく行ってない人は間違えるかもしれませんね。今はファイヤー通り沿いです。それもファイヤー通りとの一番外れです。

▲ファイヤー通りの一番原宿側のこのビルの5階がカフェ アプレ・ミディです。

▲5階なのでエレベーターで。というか階段は利用できません

▲エレベータを降りると目の前がカフェ アプレ・ミディの入り口です


アップビートな渋谷の街だけどメロウな空間で落ち着いた時間を過ごしたいとき、あるいはフリー・ソウルの総本山でゆっくり音楽を堪能したいときなどアプレ・ミディをどうぞ。

Cafe Apres-midi (アプレ・ミディ) 基本情報

店名 Cafe Apres-midi (アプレ・ミディ)
住所 渋谷区 神南 1-9-11
最寄駅 渋谷駅、原宿駅
定休日 月〜木。当面は金曜日も休み
営業時間 11:00 – 21:00(土曜日)、11:30 – 19:00(日曜日)
禁煙・喫煙 禁煙


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