ギャラリー ニコライ・バーグマンで開催中。ヴェネツィアングラスのVENINIとの「 VENINI’s Authors & Masterglass Collection」

GALLERY nicolai bergmann

豊富なカラーバリエーションと世界のアーティストたちとのコラボレーションで有名なイタリアの老舗ヴェネチアングラスブランドの「VENINI(ヴェニーニ)」。

そのVENINIが表参道のニコライ・バーグマンの「GALLERY nicolai bergmann」とコラボした特別展示会「VENINI’s Authors & Masterglass Collection」を開催しています。

今回そのギャラリーツアーに参加する機会をいただいたのでギャラリー ニコライ・バーグマンまで足を運んでみました。

▲VENINIは銀座のダミアーニ銀座タワーに入っているのですが、こうして代表作を一堂に見る機会はないので貴重です。

創業が1921年ですから今年でちょうど100年。創業後間もなくから芸術家や建築家とのコラボを積極的に手掛けていて、アート感覚溢れる工芸品です。


ギャラリーツアー

今回のギャラリーツアーは「VENINI’s Authors & Masterglass Collection」を見学すると同時に、ムラーノ島のVENINIのアトリエとオンラインで結びリアルタイムにガラス工房の様子を見学するという画期的なものでした。
(通常はギャラリーツアーは行っていません)

▲まずは挨拶。左がニコライ・バーグマンさん。ショップやカフェで時々見かけるので見覚えがある方も多いでしょう。

右がVENINI Japanの方です。

オンライン工房見学

イタリアとはZoomを使って接続しています。日本はディナータイムでしたが向こうはちょうどランチタイム。

▲アトリエ側での案内役はVENINIの社長で老舗ジュエリーブランドDAMIANI(ダミアーニ)の副社長でもあるシルビア(Silvia)さん。

VENINIは数年前にシルビアさんたちダミアーニファミリーが経営するDAMIANIに買収されています。なのでダミアーニ銀座タワーにブティックがあるのですね。

▲iPhoneで撮影するスタッフさんと一緒にアトリエ内を駆け回り、イタリア訛りの英語で説明してくださるシルビア社長。イタリア訛りの英語って日本人にも分かりやすいんですよね。

一生懸命ですがチャーミングな説明はとっても親しみを感じます。

▲ガラス工房でマエストロたちが熱気の中このように身体と技を駆使して製品を手掛けています。


安藤忠雄デザイン

VENINIのプロモーションビデオには日本を代表する建築家の安藤忠雄がチラッと登場します。

▲VENINIのガラスで製品が作られる様子を見る安藤忠雄

▲2011年からVENINIと安藤忠雄とのコラボレーションが始まっていて、この画像に映っている作品のような切れ味のあるデザインのVENINI製品が世に出ています

写真提供:VENINI

▲これは今回も展示されている「ANDO COSMOS」。”世界中の誰も見たことの形をつくりたい” という彼の言葉通り、立方体と球体という安藤建築のイディオムを組み合わせています。

まさに安藤忠雄の”宇宙”。そしてその中心にはニコライ・バーグマンによるボール状のバラ。

VENINIと安藤忠雄とニコライ・バーグマン、三者のコラボレーション貴重なコラボレーションです。


VENINI ’s Authors & Masterglass Collection

安藤忠雄デザインの作品がそうだったように、この展示会はタイトル通り芸術家とVENINIそれとニコライ・バーグマンによるコラボレーションの作品が展示されています。

▲これはイタリアの建築家 エットレ・ソットサスがデザインした花器。

円と直線を組み合わせたソットサスらしいデザインとVENINIらしい豊かなカラーが特徴です。

▲1921年、VENINIの初作品である「VERONEZE」。

パオロ・ヴェロネーゼの絵画「受胎告知」に登場する花器をイメージしたものだそうです。インスピレーションの元が受胎告知というところが長い絵画や文化の歴史を持つイタリアらしいです。

▲比較的最近のデザインですが、このように切り継ぎガラスの技法を使い容器の上半分と下半分の色を変えたり、あるいは容器の表と裏で色を変えたりする超絶技法もVENINIの得意なところです。

▲九段下のイタリア文化会館の設計でも有名なガエ・アウレンティによるデザインの花器。

どうやって造ったのか不思議な装飾が施されていますが、吹きガラス技法によって製作されたものです。

▲トピア・スカルパの格子模様の花器「Occhi」。

このシリーズはVENINIの代名詞的な存在です。


▲これはファビオ・オヴェンブレのデザインによるもの。

リアルな人の顔が刻み込まれています。

▲左隅に安藤忠雄の「ANDO COSMOS」、その向こうの壁にはソットサス。

こちらのテーブルに並んでいるのはピーター・マリノの「Black Belt」シリーズです。

▲ギャラリー内にはこのように芸術家や建築家とVENINIとのコラボレーションにより世に産み出された製品たちと、さらにニコライ・バーグマンのフラワーがコラボレーションされていて、ある意味とても貴重で贅沢な展覧会になっています。


ギャラリーの場所と会期

この展覧会が開催されているのは表参道のニコライ・バーグマンのギャラリー「GALLERY nicolai bergmann」。

その様子は以前にも紹介しました。

写真提供:ニコライ・バーグマン

▲日本の女性建築家 妹島和世(せじまかずよ)の手によるスタイリッシュなギャラリー。向かいはニコライ・バーグマンのフラワーショップやカフェ「NOMU」です。

会期は2021年11月21日までですがこういうのは観ようと思っているとあっという間に終わってしまうので、表参道に行った際はちょっと覗いてみたいですね。

▲”Behind The Scenes” な動画です。会場の様子はこの動画がよく分かると思います。

VENINI AUTHORS &MASTERGLASS COLLECTION 基本情報

開催場所 GALLERY nicolai bergmann
住所 港区南青山 5-5-20
最寄駅 表参道駅
定休日 月曜日
開催期間 2021年9月21日(火) 〜 11月21日(日)
開廊時間 11:00 − 18:00
入場料 無料

 

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