隠れ家風な古民家で食べる究極のとんかつ。インバウンドなお客さんにも人気な「西麻布 豚組」

西麻布 豚組食堂

西麻布の裏通りに開業してまだ20年も経っていないけど、ローカルにとっては世界に自慢したいくらいの名店で、しかも今や世界中からお客さんが押しかけるようになっているのが「西麻布 豚組」。

名前で分かるようにとんかつの名店です。

▲豚組が西麻布にオープンしたのはちょうどTwitterがサービスを開始したのと同じ頃で、日本の初期のインフルエンサーたちの間で豚組が話題になったこともあり、Twitterの拡大と連動して豚組の知名度も上がった気がします。

SNS経由ということは海外でも知名度が高いということで、実際今ではインバウンド客の方が多いかもというくらいに外国人にも人気なとんかつ店です

「豚組」という名前もあってチェーン店と思われることもあるみたいですが、チェーン店ではなくて西麻布・六本木限定。西麻布の本店と六本木ヒルズの「豚組食堂」の2店舗だけです。

六本木ヒルズの「豚組食堂」は価格も雰囲気もカジュアルということで人気な店舗ですが、西麻布の本店の方は古民家風で和風な店舗。西麻布で贅沢な雰囲気と究極のとんかつを味わえるようになっています

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豚組のとんかつ

今回はディナータイムに訪問。

特に予約もしないで訪問しましたが、できれば予約しておくのが良いでしょう。

▲「本日のフィレかつ」。使用する豚肉のブランドによって価格が変わるのですが、これは「潮風ポーク」というブランドでさっぱり系の味が特徴です。2,100円。

日本一美味しいフィレ肉という津南ポークにすれば4,200円になります。

ご飯、キャベツの千切り、味噌汁に漬け物のセットで、もちろんご飯とキャベツはお代わり自由

▲薄くてサクサクの衣の中に見えるのは肉汁たっぷりなフィレ肉

豚組のとんかつは推奨される美味しい食べ方があって、このようにとんかつの切り口を上向き(衣が横)にし、塩(アンデス岩塩)やソースをつけて食べるのだそうです。

▲これはお通し。この日はトマトの甘酢煮、コーンポーク、鶏のレバーでした。

西麻布という場所もありますし夜はお酒を嗜みながらとんかつを食べるというお客さんが多いのでしょう。

お通しを口に運びながらお喋りしていると適度なタイミングで揚げたてのとんかつが出てくるというシステムです

とんかつや米飯にキャベツなど、こだわりたっぷりの食事にこのシチュエーションですから、予約が必要なとんかつ店になるのも納得です。

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豚組のサイドオーダー

そんな雰囲気たっぷりの豚組なので一品料理もおすすめです。

▲「焼きカマンベール」。

焼き色を付けたカマンベールチーズです。お酒のつまみにも最高なのでしょう。お酒は飲まないチーズ好きにもおすすめです

▲豚組でデザートならこれ。「黒蜜ゼリー」。

長い人気を誇る名物メニューです。

西麻布 豚組の店内

もともと西麻布なので外国人比率は高かったのですが、開業当時はこんなにインバウンド客ばかりになるとは思わなかったのでしょう。

今となっては古民家風な日本の一軒家で日本食としての ”とんかつ” を食べる経験は外国人にはたまらないでしょうね。

▲2階は小上がりとテーブル席があって、これはテーブル席のエリア。

テーブル席ですけど和テイストですし小物類も日本情緒を強調しています。そして極めつけは三日月の窓!

インバウンドのお客さんに大人気な豚組での特等席です。

▲これは小上がりのテーブル席。

4〜6人が座れる半個室になっていて4室用意されています。

障子の上には豚の顔が見えますね。豚組の店内だけでく店舗の外にもあちこち豚が隠れているので探してみてください。

▲奥を覗いたところ。

本当に古民家なのかそれ風にしたのか分かりませんが、田舎のお蕎麦屋さんみたいな感じですね。

とにかく外国からの友人を連れて食事に行くなら絶対におすすめです

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豚組のメニュー

最後にメニューを紹介します。

 

▲これは豚組のディナーメニューです。

日々とんかつに使う肉のブランドが微妙に変わるのでメニューには日付が入っています。

とんかつの食べ方のインストラクションが書かれていたりするのは究極のとんかつをしっかり味わってもらいたいからですね。

▲その究極のとんかつの解説もあります

▲これはランチメニューです。

ランチメニューもその日の仕入れ状況などがあるので日替わりです。

▲これは豚組で扱うブランド豚のリスト。私たちみたいな普通のとんかつ好き、肉好きはとんかつならなんでもいいのですが、本当のとんかつ好き、肉好きだと今日はこれ、次はこれというようにこだわって注文するのでしょう。

あとこだわりでいえば豚組は「香りの強い香水などを身につけている方の入店をお断りすることがある」そうです。また10歳以下の子供の入店は18:30までといった決まり事もあります。

まぁいくらとんかつの名店とはいえ、小さい子どもを連れて夜の西麻布に食事に来るもんじゃないですものね

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豚組の場所とアクセス

西麻布 豚組の場所は六本木通りから根津美術館方面への一方通行の道沿いです。

▲三日月形の窓が空いた土壁の一軒家が目印。

最寄り駅は乃木坂駅か表参道駅か六本木駅か広尾駅ですが、どの駅からも歩いて15分くらいです。

西麻布のこの辺りはコインパーキングも多いのでクルマで訪問することもできますが、1時間1,500円から2,000円くらいの価格帯です。

でも古民家風な雰囲気、究極のとんかつとこだわりの食材ということもあり、肉好き、とんかつ好きなら一度は訪問しそのとんかつを味わうべき名店です

西麻布 豚組 基本情報

名称 とんかつ 西麻布 豚組
住所 港区西麻布 2-24-9
最寄駅 乃木坂駅、表参道駅、広尾駅、六本木駅
定休日 月曜日
営業時間 11:30 〜 15:00 (ランチ)
18:00 〜 22:00 (ディナー)

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