毎年5月9日はアイスクリームの日。日本で初めてアイスクリームが作られた日とかそういう謂れがあるわけではなく、単にアイスクリームの業界団体がGW明けのアイスクリームシーズンの到来に合わせて決めた記念日みたいですけど。
でもそんなアイスクリームの日だからとか、暑いからとか関係なく、アメリカ人みたいに冬でも路上でもアイスクリームを食べたい!
そこで麻布、青山界隈の定番、穴場のアイスクリームショップやソフトクリームが食べられるショップを一挙紹介です。
スポンサーリンク
西麻布 ホブソンズ
日本でアイスクリームを語るのに絶対忘れてはいけないのが「ホブソンズ」。それも西麻布店。
”深夜に行列ができる西麻布のホブソンズ” としてバブル時代のある種の象徴みたいなアイスクリーム屋です。
もちろん今でも営業しています。
▲西麻布交差点角で深夜まで煌々と照明が点いていて、BMW(六本木のカローラ)の助手席から降りたボディコン女性が買っていくみたいなイメージだったみたいです。
パンデミック以後は営業時間がコロコロ変わっているイメージですが、それでも夜9時過ぎまで空いているのはうれしいですね。
アイスクリームはテイクアウトもできますし、狭いけど2階には客席もあります。
西麻布のホブソンズを懐かしく感じる人も、初めて知ったという人も、これからホブソンズの季節です。
住所 定休日 営業時間 |
港区西麻布 4-1-1 無休 12:00 – 22:00 |
SOWA(ソーワ)
夜の街西麻布のアメリカンなアイスクリーム屋がホブソンズなのに対し、昼間のオフィス街神谷町の老舗アイスクリーム屋が「SOWA(ソーワ)」です。
創業1955年。東京タワーが建つより前から神谷町で続くアイスクリーム屋さん。
▲少し前に町内の少し目立つ場所に移転しました。水色の看板がある部分が販売スペース、その裏はアイスクリーム工場です。つまり工場直営のアイスクリーム!
神谷町という堅い会社や公益法人が多いオフィス街らしく、普通にスーツ姿でおやつのアイスクリームを食べに来ているビジネスパーソンもよく見かけます。日本でもアイスクリームは愛されているんですねぇ。
▲ちょっとしたイートインスペースと店頭にベンチがあるので、お店で買ってひと休みしながらアイスを食べてもいいですし、通販にも対応しています。
土曜日が16時までというのも神谷町らしいですね。今は多くの会社で週休2日制が当たり前ですけど、神谷町に多いお堅い会社・法人は土曜日が半ドン(午前中だけ仕事)という時代が長かったその名残です。
住所 定休日 営業時間 |
港区虎ノ門 3-18-20 日曜、祝日 10:00 – 19:00 (土は16:00まで) |
Rue Favart(リュ・ファヴァー)
恵比寿のガーデンプレイス近くにあるフレンチ「Rue Favart(リュ・ファヴァー)」はソフトクリームでも有名で、週末にはソフトクリーム目当てのお客さんで店頭が混み合います。
▲外から見るとフレンチレストランぽいのですが、店内に入ると目の前がケーキなどスイーツ類とソフトクリームのテイクアウトコーナー。
客席は2階と3階になります。
フレーバーがたくさん用意されていて、和風が多いのも特徴です。
パンデミック後は朝8時からモーニング営業をしていて、その時間帯でもソフトクリームをオーダーすることができます。仕事前にソフトクリームで糖分を補給しておけばお昼まで仕事が頑張れますね。
住所 定休日 営業時間 |
渋谷区恵比寿 3-28-12 なし 8:00 − 23:00 |
丸山珈琲 西麻布
西麻布でアイスクリームならまずはホブソンズ。ではソフトクリームなら?
おすすめなのが丸山珈琲のモカソフト。
▲パンデミック中はテイクアウト専門になったり豆売り専業になったり苦労していた丸山珈琲の西麻布店ですが、今は以前と同じようなカフェとして復活しています。
丸山珈琲なのでいわゆる喫茶店なのですが、西麻布店限定のソフトクリーム[モカ]がおすすめ。
▲コーヒー専門店ならでは。丸山珈琲のエスプレッソを使ったモカ味のソフトクリームです。これをテイクアウトして西麻布の街を闊歩してください。
丸山珈琲自体は軽井沢が本拠なのですが、軽井沢でモカソフトというと超老舗ミカド珈琲のあまりに有名なモカソフトがありますから、それに遠慮して西麻布限定ということにしたんじゃないでしょうか。ミカド珈琲の六本木店も20年以上前に閉店していますしね。
住所 定休日 営業時間 |
港区西麻布 3-13-3 不定 11:00 – 19:00 |
ハーロウアイスクリーム
神戸発祥のクラフトアイスクリーム「ハーロウアイスクリーム(Harlow ICE CREAM)」の2号店が広尾にあります。
ヘルシーなのに濃厚で映える手作りアイスクリームということで密かに人気です。開店が12時とちょっと遅い上にどの駅からも遠いというロケーションにも関わらず、ちょっとした行列になることも。
▲店内はコンクリート打ちっ放しな内観をうまく活かしたスタイリッシュなもの。
ここでイートインすることもできますが、席数が少ないので競争率が高いです。
それに広尾からも表参道からもそれなり距離があるので、クルマで訪問するのが良いかもしれません。
(お店に駐車場はありませんがすぐ近くに路上パーキングがあります)
▲”Harlow” のロゴ入りカップにワッフルが刺さったアイスクリーム。
白い砂糖は不使用、生チョコなども手作り。店内の工房で作っています。
この写真はカップですけど、できればコーンで食べてください。店内で手焼きでコーン用のワッフルを焼いているのです。カップもコーンも値段は同じですからハーロウでアイスを食べるなら絶対コーンがお得です。
住所 定休日 営業時間 |
渋谷区広尾 3-2-12 火曜、金曜 12:00 − 18:00 |
メルティング・イン・ザ・マウス
最後に紹介するのは広尾の「メルティング・イン・ザ・マウス」です。
オーガニックな素材を使ったヘルシーなソフトクリームなのですが、そのあまりにSNS映えするルックスが大人気です。
パンデミック中はインバウンドのお客さんがいなくなって寂しい感じでしたが今はまたお客さんが戻ってきて賑わっています。
▲オープン以来、全然変わっていない店頭。分かりやすいですね。
そして、店内はソフトクリームと合わせてSNS映えするような内装になっています。
ソフトクリームを買ったらまず店内でSNS用に撮影しましょう。
▲これがメルティング・イン・ザ・マウスのソフトクリーム。
(写真のものは2022年秋限定のシャインマスカット・ソフトクリームです)
外見はどう見てもよく出来た食品サンプルにしか見えません。でも中は濃厚なソフトクリームというポップさが可愛くて人気なのです。
住所 定休日 営業時間 |
渋谷区広尾 5-17-10 なし 12:00 − 20:00 (月〜金) 11:00 − 20:30 (土日) |
本当だったら真っ先に紹介したかった東麻布の工場直営ジェラート「麻布ファブリカ」は2023年4月でいったん閉店し品川の方に移転しました。
ここで紹介した以外にも麻布十番の「ベイユヴェール」、白金台の「CACAOCAT(カカオキャット)」それにののあおやまの「ラシーヌ ドーナツ&アイスクリーム」などで特徴あるアイスクリームやソフトクリームを見つけることができます。
お気に入りのアイスクリームを探してみてください。