FUJIFILM SQUARE (フジフイルム スクエア)
東京ミッドタウンには写真フィルムやカメラなどでおなじみの「富士フイルム」が本社を置いていますが、そのビルの1階が「FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)」というショールームエリアになっていて、そこには写真専門のギャラリースペースや写真の歴史を学べる博物館などがあります。
フィルムメーカーである富士フイルムのコネクションを最大限に活かした古今東西の写真家たちの企画展が頻繁に開催されているのでラインナップから目を離せませんし、麻布エリアや六本木エリアといった地元をテーマにした写真展、地元の人たちによるローカルな写真展といった楽しいイベントもあります。
小規模なスペースですがミッドタウンに立ち寄った際はチェックしておきたいポイントです。
▲富士フイルムの元々の本社は西麻布の高樹町交差点の角のビルなのですが、東京ミッドタウンができてからはミッドタウンと高樹町の2本社体制になったようです。
ギャラリー、博物館の他に写真関連製品の展示、それと最近は富士フイルムの化粧品やサプリメントなどを試すコーナーもオープンしています。
スポンサーリンク
写真歴史博物館とギャラリー
入館料は無料です。ただ館内はほとんどのスペースが撮影禁止なので写真少なめです。
写真のギャラリーなのでこれは仕方がないことですね。
▲ビルのコーナーに面していて外苑東通り側からもミッドタウンのキャノピー・スクエア側からも入れるます。ただ今は感染症対策で出入りは外苑東通り側の入口のみに制限されています。
この日は大竹省二の写真展が開催されていましたが、博物館エリアでの写真展は壁1面だけの小規模なものです。
▲この博物館では写真技術、特にフィルムと印画に関する歴史の解説。さらに富士フイルムがコレクションしている創成期から現在に至るまでの貴重なカメラの展示が行われています。
おそらく富士フイルム社員の中から厳選されたマニアな解説員の方たちが常駐しているので、どんな質問にも丁寧に答えてもらえます。
スポンサーリンク
ギャラリースペース
館内はスペース1/2/3それとミニギャラリーという4つのスペースに分かれています。
この日はこのスペース3だけは撮影OKでした。
これ以外にメインのスペースである スペース1と2があり、たいていのメイン企画はこの2つのスペースを使って開催されています。
さらに ミニ・ギャラリー というスペースがあり、麻布の歴史写真とか六本木の見どころ写真みたいなローカル密着な企画展はミニ・ギャラリーを使って開催されています。この日は「六本木フォトコンテスト写真展」が開催されていました。
スポンサーリンク
国境なき医師団「私たちは声を上げる」
この日の訪問の目的はこの国境なき医師団の設立50年でマグナム・フォトと連携した写真展「私たちは声を上げる」。
マグナムと簡単に話が通じて企画できてしまうのが富士フイルムという企業が絡むメリットですよね。
▲国境なき医師団(MSF)のロジのスタッフが使うクルマの写真。非武装だということを示すマークがリアルですね。
なおこの場所だけは記念撮影可能です。
スポンサーリンク
FUJIFILM SQUAREの場所
東京ミッドタウンの「ミッドタウン・ウエスト」というビルの1階です。
▲ミッドタウンにはサントリー美術館があり、21_21 Design Sightがあり、さらにデザインハブもあるのですが、一番目立つ場所にありながらつい忘れがちなのがフジフイルム スクエアです。
常に何らかの写真展は行っているのでチェックは欠かせませんし、カメラのコレクションはカメラ好きな人にはたまらないでしょうね。
ミッドタウンに立ち寄った際はぜひこちらへも足を運んでみたいものです。
また家族でミッドタウンへショッピングに行った時にお父さんを写真博物館に預けてゆっくりショッピングというのも良さそうです。
FUJIFILM SQUARE 基本情報
店名 | FUJIFILM SQUARE |
住所 | 港区赤坂 9-7-3 (東京ミッドタウン内) |
最寄駅 | 六本木駅 |
定休日 | なし |
営業時間 | 10:00 – 19:00 |
入館料 | 無料 |