地球温暖化の影響で東京の夏は熱帯並みの暑さの上に湿度が高いこともあって時には命の危険を感じるほどです。
以前は30度を超えれば ”今日は暑いわねぇ” という挨拶がかわされたものですが、今は30度だったらむしろ過ごしやすいと感じてしまいます。
家の中でエアコンをがんがん効かせて過ごすのも感染症対策的にも良いのですが、時にはちょっと散歩でもとなりますね。外出して涼が取れて密が避けられる場所というとやはり緑のある公園など。
木が生い茂った緑地は周囲より気温が2〜4度くらい低いという調査もありますし、都心というか麻布・青山周辺で紹介済みの緑地をまとめてみました。
スポンサーリンク
有栖川宮記念公園
広尾/南麻布の通称「有栖川公園」です。
▲有栖川宮の御用地だったので緑が多く残され、渓谷も備えた日本庭園が拡がっています。
広尾駅側から木下坂側の渓谷をたどって中央図書館への辺りが公園を一番堪能できます。
広尾だけあって近辺にはカフェも多いので緑を堪能したらお気に入りのカフェでひと休みすることもできます。
広尾駅からも徒歩3分なので、電車で広尾を訪れる人にもおすすめです。
国立科学博物館付属自然教育園
一番木々が多いのがたぶん白金台の「国立科学博物館付属自然教育園」です。
江戸時代の初期、つまり400年前からの自然の森を保存するのが目的なので人が手を入れた芝生の広場みたいなものはありません。
奥の方には池もあって川も流れている本格派です。
あと入場料が320円が必要です。
また国立の施設なので感染症の緊急事態宣言中は入場制限や臨時休館ということがあるかもしれません。訪問前にはホームページなどで確認を。
すぐお隣には「東京都庭園美術館」があります。あまり木陰が多くなくてゆっくり涼をとるには向いてないと思いますが、庭園利用だけの入場料が210円と自然教育園より安くなっています。
スポンサーリンク
浜離宮恩賜庭園
海に近く木々も多い「浜離宮恩賜庭園」も場所を選べばかなり快適です。
潮入の池の周辺の緑も気持ちいいですし、お茶屋で休憩することもできます。
おすすめは大江戸線の汐留駅で降りて、「中の御門口」という入り口から入場するルート。大手門口から入場すると炎天下を歩く距離の方が長くなってしまいます。
入場料は大人が300円。また現在は事前予約制になっていますが、当日現地でも予約可能です。
明治神宮
東京を代表する神社の一つ明治神宮。
▲官房長官(撮影当時は厚生大臣)も神頼みで訪れる明治神宮です。
とにかく広い境内は ”神宮の森” と言われるだけあって森の冷気でいつでもひんやりしています。
本殿を囲むように森が拡がっているので散歩したり適当なところで休憩したり、思い思いの時間を過ごせると思います。また参拝すればご利益も期待できますしね。
「杜のテラス」で休憩したり。「明治神宮ミュージアム」を訪問したり。また原宿駅を降りてすぐというアクセスの良さもありがたいですね。
スポンサーリンク
檜町公園
東京ミッドタウンの裏手に広がる「港区立檜町公園」。 ひところは ”くさなぎ公園” なんて呼ばれていましたけど、もうそんな人はいないかな。
▲ここは木々の数はそれほど多くないのですが、とにかく池とその周りの渓流が涼しいんですね
回遊式庭園になっていて夏でもひんやりした水が流れています。
子ども連れて遊びに行って芝生広場で遊んでほてった身体でも、ここで水遊びすればすぐ元に戻ります。
ミッドタウンを抜けてくれば六本木駅から直結みたいなものですし、クルマで来ても駐車場があるので大丈夫です。
SHARE GREEN MINAMI AOYMAMA (シェアグリーン南青山)
電車や自転車だと暑くて行く気になれないけどクルマなら簡単に行けるのがSHARE GREEN MINAMI AOYMAMA (シェアグリーン南青山)です。
▲特に木々が多いわけではないですが、芝生とテラスの両方あるのが良いですね。
それでも暑ければリトル・ダーリングが入る建物内に入ればエアコンが効いています。
クルマですっといって芝生を楽しんだりしてさっと帰るという都会的な楽しみ方ができる場所です。