箱根の森の中でSDGsなピクニックをしてみたい「ニコライ・バーグマン箱根ガーデンズ」

ニコライ・バーグマン箱根ガーデンズ

南青山にフラッグシップストアや「GALLERY nicolai bergmann」というギャラリーを構えるデンマーク出身のフラワーアーティストのニコライ・バーグマンが箱根の大自然の中で自身の世界観を展開する「ニコライ・バーグマン 箱根ガーデンズ」をオープンします。グランドオープンは2022年4月15日(金)ですがそれに先駆けて訪問させてもらいました。

▲東京からクルマで1時間半、電車でも2時間ちょっという近場のリゾート箱根。

パンデミックの中でも気兼ねなく訪問できるので2022年ゴールデンウィークのちょっとした小旅行にもぴったりな訪問先ではないでしょうか。

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NOMU Cafe

広大な箱根ガーデンズの入り口近くにあり園内を散策する拠点ともなるのがNOMU Cafeです。

▲大きなガラスで周囲の自然を眺めながら休憩や食事ができるNOMU Cafeの建物。

表参道のNOMU Cafeとは少し雰囲気が違います。

▲北欧らしいウッディな雰囲気で統一された室内。家具はフリッツ・ハンセン、照明はルイスポールセンというようにデンマークの代表的なブランドが使われています。

また、この建物は設計や基礎は専門家に任せたそうですがそれ以外は自分たちで作り上げた半分DIYの建物です。

DIY精神はこの建物だけなくガーデンのアプローチとなる道も自分たちでコンクリートを敷いたDIY道路。それ以外のガーデン内の様々な箇所もDIYだそうです。

DIYなのでオープン後も長い時間をかけて作り上げていくことができる、まさにSDGsなガーデンになっています。

▲NOMU Cafeの外にはオープンテラスが用意されていて、室内だけでなく屋外で陽の光を浴びながらの食事やカフェも。

この大自然のガーデンで気ままに食事したりパーティーなどのイベントをするというのも箱根ガーデンズのひとつのコンセプトになっているそうです。

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NOMU Cafeのメニュー

メニューは ”箱根の食材を使ったデンマークらしい料理” がテーマになっています。

箱根の食材で山のないデンマークを感じさせるという難しいテーマです。

▲NOMU Cafeでいただくサンドイッチとサラダ。

▲サラダは「じゃがいもとデンマーク産ブルーチーズのサラダ」。箱根周辺で収穫された有機野菜とデンマークのチーズが使われているようです。

右上のサラダは「国産小麦のプルドポークサンドイッチ」、右下は「国産小麦のベジパテサンドイッチ」です。

▲こちらはクッキー。

何種類か用意されています。

▲おなじみの ”NOMU” のロゴが入ったカップでエルダーフラワーのソーダ。

▲こちらはフードメニューです。

NOMU Cafeでいただくこともできますし、まさにテイクアウェイしてガーデン内でピクニックすることもできます。天気が良ければガーデン内の思い思いの場所で食事するのが良いと思います。

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箱根ガーデンズ

NOMU Cafeを後にしてガーデン内を紹介します。

イベントやインスタレーションが行わるパヴィリオン、歩道沿いに展示されるフラワーアートやプランターなどが配置されていて山の傾斜を生かしたガーデン内を歩き回るだけであっという間に時間が経ってしまいます。

▲カフェ・パヴィリオンのテラス

▲パヴィリオンの中には椅子とテーブルが置かれ自然の中でのピクニックも楽しめます

▲これはヴァレービューパヴィリオン。

ガーデンの上の方に建てられガーデンを一望しながら休憩したりすることができます。

▲歩道沿いにさりげなく置かれたフラワーアート。

このような大きなものから小さいものまで、また花壇もあって季節ごとに見頃の花が植えられるようです。

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マーケットプレイス

ガーデン内の中心エリアにちょっとした広場「マーケットプレイス」が広がっています。

▲こんなNOMU Cafeで買ったサンドイッチなどをバスケットに入れてガーデン内を散策したらマーケットプレイスでピクニックです。

▲手前のサンドイッチが「国産小麦のベジパテサンドイッチ」。

ベジパテだけあって動物性のものは使ってないはずですが、どう味わっても肉です。これは本当に美味しい。

▲マーケットプレイスやNOMU Cafeのオープンテラスなど、とにかくどこでも自然光の中でおおらかな気分で食事ができるのがいいですね

この雰囲気、表参道のNOMU Cafeとはちょっと趣が違います。どちらかというと西麻布にあったNOMU西麻布に雰囲気が近いです。

▲箱根ガーデンズのNOMU Cafeのカウンター。

ここで利用されているキッチンなどはNOMU西麻布で使っていたものを再利用しているのだそうです。どうりで雰囲気が似ているはずです。

西麻布で使っていたものを自分たちで箱根へ運んで再利用。ここでもDIYの精神が生かされています。

▲この写真はNOMU西麻布(の期間限定だったバーグマンバーガー)の時のレジ&キッチン周りの様子です。

緑色のボードが箱根ガーデンズと同じものだと分かりますね。

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箱根の森の中のニコライ・バーグマン

箱根の森で大自然とニコライ・バーグマンの世界観を堪能できる「箱根ガーデンズ」。単にフラワーアートや自然を楽しむだけなく、スカンディナヴィア的な味付けやDIY精神まで堪能できるガーデンでした。

▲箱根ガーデンズの入り口からチェックインカウンターへのアプローチ。このコンクリートからDIYですから、坂道を上がる時点からニコライ・バーグマンの世界へようこそなんですね。

またクルマで訪問の際はこの坂の上に25台分の駐車場があって駐められます(有料です)。

▲8年くらい前からの構想を実現できてうれしそうなニコライ・バーグマンさん。

山のないデンマーク出身だけあって箱根のような山の土地というのは憧れだったそうです。

▲2022年4月オープンですが決してこれが完成形ではなく、これからさらに手を入れ姿を変える完成することのないガーデンになるそうです。

箱根ガーデンズの利用方法

開園時間は10時から17時ですが入れ替えの3部制になっていて、10:00-12:15 / 12:30-14:45 / 15:00-17:00の各ウィンドウ毎に50名の定員となっています。

チケットはこちらの予約サイトから。毎月15日から翌月分の受付を行います。

なお当日に空き枠があれば当日券も発売するそうです。チケットもカフェも園内はキャッシュレス決済ですのでクレジットカード等の用意を忘れずに。

また園内の遊歩道はウッドチップが敷き詰められているのでスニーカーなど歩きやすい靴、服装をおすすめします。

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箱根ガーデンズへのアクセス

公共交通網が充実している箱根なのでバスでもクルマでもアクセス可能です。

▲電車とバスの場合は小田原から箱根登山鉄道で箱根湯本で乗り換えて終点の「強羅駅」駅まで。時間にして1時間くらいですがクルマと違って渋滞もないので快適です。

強羅駅からは「観光施設巡りバス」に乗って10分ほどの「こもれび坂」バス停で下車。そのまま300mほど歩くと箱根ガーデンズの入り口です。ちなみにバスはSUICAなどの電子マネーも使えます。

クルマの場合は強羅や仙石原から小塚林道(ひめしゃら林道)に入れば近いです。138号の抜け道として便利なのでご存知の方も多いでしょう。

小塚林道沿いということは「ポーラ美術館」もすぐ近くです。歩くと20分くらいかかりますが、観光施設巡りバスを使えば5分で移動できます。

ゴールデンウィークなど休日に近場でリフレッシュしたいなぁという時に、箱根に新しくオープンした「ニコライ・バーグマン 箱根ガーデンズ」と「ポーラ美術館」で一味違うアート巡りなどいかがでしょう。

ニコライ・バーグマン箱根ガーデンズ 基本情報

施設名 ニコライ・バーグマン箱根ガーデンズ
住所 神奈川県足柄下郡箱根町強羅 1323-119
最寄駅 箱根登山鉄道 強羅駅
定休日 月曜日、年末年始
入園時間 10:00 – 12:15, 12:30 – 14:45, 15:00 – 17:00
入園料 一般 1,500円、学生 1,100円 (事前予約チケット)
一般 1,800円、学生 1,400円 (当日チケット)
小学生以下は無料
駐車場 あり。500円。要事前予約
事前予約チケット チケットサイトから

 

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