2022年は麻布七福神めぐりで初詣

麻布界隈は歴史が古いこともあって多くの神社仏閣が存在します。
お正月の初詣もどこに行こうか迷ってしまいますね。

でも歩いてもそんなに距離があるわけでもないので、まとめて参拝してしまうのものんびりしたお正月らしくていいかもしれません。

元旦はさすがにどの神社やお寺も終日混雑しているので、特にこだわりがないのならCOVID-19の感染リスクを下げるためにも1月2日以降にするのも良いですね。

何もない例年なら、1月2日と3日に開催されている今や国民的行事になりつつある「箱根駅伝」の観戦も初詣と一緒にできるんですけど、今年2022年も応援は自粛ということになっています。

ということで、箱根駅伝は見ないけど、例年通り駅伝のコースも近い芝大門をスタートに、麻布のいろんな神社やお寺を参拝するコースを紹介します。

後半では「港七福神めぐり」の神社も紹介しますね。これは正月から成人の日(2022年は1月10日まで)の期間で行われていて、港区内の七福神を回ろうというイベントです。期間も長いので密を避けながら自分のペースで初詣ができるのでCOVID-19時代にぴったりな初詣スタイルです。


芝大神宮

まずスタートは大門の芝大神宮から。
飯倉」という地名は伊勢神宮への奉納物を収める倉が由来で、その飯倉の守護神として芝大神宮が置かれたそうです。

▲ビルの中の神社で後ろの方には東京タワーが見えますね。

この写真は2日の朝7時半頃の様子です。
もう少し時間が経つと鳥居のこっちの方まで参拝客の行列になりますが、この時間帯だとほとんど参拝客もいません。

▲芝大明神はJRの浜松町駅、都営地下鉄の大門駅さらに都営バスやモノレールなど交通の便も良いので、初詣巡りのスタート地点にぴったりです。
できれば芝大神宮には7時半に到着すると、芝大神宮と増上寺で初詣をしてからゆっくり箱根駅伝を観戦することができます。

増上寺

以前「パワースポット 増上寺」としても紹介していますね。

▲この写真を撮ったのは2日の7時45分頃。

ここもやはり参拝客の姿はまばらです。
でも8時ころの駅伝通過時間になると、応援の観客もどっと押し寄せてお正月の増上寺らしい大混雑になります。

▲箱根駅伝は8時に大手町をスタート。
ですので、増上寺前を通過するのは8時10分前後になります。
それまでに観戦ポイントを確保しましょう。

選手の躍動感を感じたいなら大門側に、走る姿を長く見たいなら増上寺側に場所を取るのが良いでしょう(3日の復路の場合はその逆)。
ただ復路の場合は先頭のランナーが通過してから最後尾が通過するまで20分以上かかりますが、往路の場合はスタートから間もないのでたいてい団子状態で通過します。

上の動画でわかるように全選手が目の前を通過するのはほんの数秒です。

2022年の箱根駅伝の見学・応援は控えるよう主催者からお願いが出ています。


宝珠院

ではここから港七福神めぐりのスタートです。七福神だけど8ヶ所を回ります。

まずは増上寺の一角の「宝珠院」へ。ここは弁財天ですね。

増上寺の境内を抜けプリンスパークタワーの「プリンス 芝公園」から東京タワー下の交差点に出たところ、芝公園内に「宝珠院」があります。

本堂、弁天堂、閻魔堂の合わせたモダンな建築でお寺のように見えないかもしれません。でも弁天池や閻魔大王像など見どころも多い宝珠院です。

飯倉熊野神社

宝珠院に参拝したら東京タワー下の交差点を東京タワー側に渡り、東京タワーへの坂道を上ってとうふ料理「うかい」の前を左折します。
そして清原選手の逮捕劇で有名になったマンションの横を抜けて桜田通りに出て飯倉交差点方面に向かいます。

最初の信号(マルエツスーパーの前)で反対側に渡ってさらに飯倉方面に向かいます。「野田岩」のちょっと先にあるのが「飯倉熊野神社」です。ここは恵比寿様ですね。

マンションの一角の地元の氏子くらいしか参拝に来ない神社ですが、太田道灌以来の由緒ある神社です。

▲でもちゃんと社務所もあります。

あと、ここの社紋は八咫烏(やたがらす)です。日本のサッカーのシンボルマークです。2022年はワールドカップ カタール大会の年ですね。日本代表は本戦出場へ紙一重の戦いが続いているのでサッカーファンの方はここの参拝は欠かせないと思います

麻布十番稲荷

熊野神社からさっきのマルエツ前の信号まで戻ります。
中古外車屋の角を入ったら後はひたすら道なりに歩いていきます。

道沿いにはジェラートの「ファブリカ」、ミラノプリンの「トレ・スパーデ」、インド料理の「スーリヤ」など東麻布の隠れ名店が目白押しですが、お正月のそれも2日ではお休みですね。お店の場所だけしっかり憶えておきましょう。

道なりに数百m歩くと「麻布通り」に出るので信号を渡り、左手にアオイスタジオを見ながらエルトーキョーの角を右に曲がります。

▲すると麻布十番駅の出口の先に麻布十番稲荷が。

ここは七福神が乗る「宝船(寶船)」です。つまり七福神+宝船なので8ヶ所なんですね。

ここもお祭りや初詣の時は大混雑ですが、朝の早い時間帯ならこの写真のようにまだ閑散としているはずですので、ゆっくりお参りしましょう。

麻布十番稲荷で忘れてはならないのが鳥居の両隣のカエルお守り。

それと七福神めぐりの本命である寶船。これらも忘れずに。


元麻布 大法寺

麻布十番稲荷の次は元麻布の大法寺へ。

▲麻布十番のパティオから大黒坂を登り切るちょっと手前の右側に大法寺があります。

「大黒坂」という名前から想像できるとおり、大黒天ですね。

▲近くの善福寺や賢崇寺といった大きなお寺と比較すると小さなお寺ですが、道沿いに赤い大黒天ののぼりがいっぱい立っているのですぐに分かると思います。

麻布氷川神社

大法寺の次は麻布氷川神社へ。

大黒坂を登りきったところからが一本松坂です。元麻布ヒルズを左手に眺めながら道なりに西町インターナショナルも過ぎてアルゼンチン大使館の手前が麻布氷川神社です。ここは毘沙門天ですね。

地味な神社ですけどセーラームーンの火野レイが巫女をしているという設定らしく、ファンの人が訪れる神社だそうです(見かけたことはありませんけど)。

櫻田神社

ここから六本木(西麻布)の櫻田神社に向かいます。

氷川神社から仙台坂上〜愛育病院前と歩いて旧テレ朝通りに出て櫻田神社を目指すのが分かりやすいのですが少し距離があります。
西町インターの裏の松方ハウスの先にある階段を下りて狸坂の下に出て、リトアニア大使館の横を通って旧テレ朝通りに上るのが一番近いと思います。ちょっと分かりづらいルートですが。

▲旧テレ朝通りとけやき坂のT字路交差点の近くにひっそりと建つ櫻田神社。ここは寿老神(じゅろうじん)。

通りからちょっと奥まって鳥居などがあるので見落とさないように。黒澤明監督ゆかりのお蕎麦屋「欅くろさわ」の横が櫻田神社への入口です。

▲新選組の沖田総司がお宮参りをした神社ということで、ここは沖田総司ファン、新選組ファンにはお馴染みなのだそうです。

また沖田総司のお墓がある専称寺は旧テレ朝通り沿いで150mほどです(お墓は一般公開されていません)。


天祖神社と出雲大社東京分祠

残りは天祖神社と久国神社。

でも近い方の天祖神社に行く前に、出雲大社東京分祠にもお参りしてみましょう。
縁結びの神様ですから、他はともかくここは外せないという方もいることでしょう。

▲櫻田神社からいったん六本木通りに出て地下道か明治屋前の信号で反対側に渡ります。

ローソンとファミマの間の路地を入って少し先の左側が出雲大社東京分祠です。
向かいは老舗喫茶店のカファブンナです。

良縁を祈願したら次は天祖神社です。

出雲大社東京分祠から天祖神社への行き方は簡単。
この路地をさらに奥に進み、ホテルの手前を右折します。少し進むとY字路になるので狭い方の右側へ進みます。そのままずんずん進んだ突き当りやや右手が天祖神社になります。

▲福禄寿(ふくろくじゅ)を祀る天祖神社。”龍土神明宮” という別名もありこの辺りが龍土町と呼ばれるようになったようです。

天祖神社の隣は日本で一番空いてるブルーボトルです。ここでひと休みするのも良いでしょう。

天祖神社の向かいはピザのPST六本木店。ランチ営業しているのは土日だけですがタイミングがあえば絶品のピザでお腹を満たすことができます。

久國神社

最後は久國神社。

久國神社の場所は六本木2丁目。アメリカ大使館職員宿舎の裏手になります。
麻布の神社と合わせて参拝するより、赤坂氷川神社や日枝神社なんかと合わせて参拝する方が便利な場所です。

天祖神社からいったん六本木通りへ戻り、三河台公園の脇の小路を入ってずっと道なり。

アメリカ大使館職員宿舎の長〜い塀を過ぎて最初の曲がり角が実は久國神社の参道です。

▲ここは布袋様。

今回紹介したルートだと、増上寺・宝珠院から始めて2時間から3時間くらいで港七福神めぐりができちゃいます。特に順番は決まってないので別のルートでも良いですし、日を分けても大丈夫です。


久國神社の後は六本木一丁目側に渡って噂の泉屋博古館「HARIOカフェ」でコーヒーを味わったりアークヒルズでお腹を満たしたり。

それか久國神社のちょっと先の「南部坂」を上がって「赤坂氷川神社」、さらに赤坂の日枝神社なども参拝するのも面白いですね。久國神社から赤坂氷川神社〜日枝神社を回っても30分もかかりません。

お正月休みや寒さで運動不足になりがちですが、歩いて初詣を神社を巡ればずいぶん運動不足の解消になるんじゃないでしょうか。

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