飯倉片町(麻布台) ひなぎくきつねカフェ

SNSでシェア:

麻布台の片隅には築80年という信じられないくらい旧いマンションが現役で残っています。
「和朗フラット」と呼ばれるマンションで、空きが出れば今でも賃貸マンション紹介サイトなどで検索することができます。

場所はキャンティの飯倉本店の脇の小路を下ったところ。
その一帯は袋小路になっているので結局グルッと回ってキャンティのところに戻って来るのですが、その途中に欧風な白い壁の和朗マンションを何軒か見ることができます。

その和朗マンションの四号館で営業しているのが「ひなぎくきつね」というベジタリアンカフェ。

8月初めから9月は夏休みで休業していましたが、その夏休みも終わり秋のシーズンに入ります。
今年の秋から冬にかけての開店日は
10月31日から11月2日まで、
11月30日から12月2日まで

この6日間だけです!

ひなぎくきつねは毎月最終日と翌月の1日と2日、つまり月に3日しか営業していないんですね。
また1月、4月、8月、9月、12月の最終日からの3日間も営業しないので、結局年に7ヶ月、都合21日間しか営業しないという幻のお店です。

スポンサーリンク

 

オーナーのご婦人が八ヶ岳在住ということで、東京での営業は月に3日が限度。
冬は冬眠、春は種まきと忙しいので営業できる月も限られてしまうということらしいです。

月末日と月初の2日ということで平日になることも多く、実はお店の存在や営業日は知りつつもまだお邪魔したことがありません!
これだけ近くに住んでいながらそれでも行けないくらい幻のお店。

ホームページを見ると ”定番の菓子3品” と銘打っておいしそうなレモンスポンジケーキやレモンクリームパイ、他にも野菜のキッシュなど気になる料理もあるので今年は12月の土曜日にはなんとか行ってみようと考えています。

「ひなぎくきつね 飯倉片町カフェ」の隣の部屋7号室には「ウグイス・ザ・リトルショップ」というセレクトショップ(これも金土日のみ営業。ただ毎週営業しています)、そのさらに隣には「SU」というギャラリーが並んでいます。
飯倉片町の交差点からこんな近くに時間を超越したかのような旧いしかもおしゃれなマンションがあるだけでもびっくりなのに、そこではギャラリーもあれば、年に数えるほどしか営業しないカフェがあるなんて誰も想像しないですよね。

毎月最終日と月初の2日、飯倉片町付近へ行く機会があればぜひチャレンジしてもらいたい和朗フラットとそこに入居する不思議なショップたち、特にひなぎくきつねカフェです。

やっと訪問することができて、キッシュとケーキをいただいてきました。
その記事は「麻布台 ひなぎくきつねでキッシュとケーキ」でお読みください。

 

ひなぎくきつね

港区麻布台 3-3-23
開店日:毎月最終日と翌月1,2日
営業時間:12:00 – 17:00 (カフェ)、17:00 – 20:00 (バー)

記事の評価
SNSでシェア:
スポンサーリンク