六本木ヒルズ脇の通称「けやき坂」。
毎年冬になるとイルミネーションが点灯し多くの人が詰めかけます。
今年2018年は11月5日からイルミネーションが点灯しています。
もはや冬の風物詩で特に珍しくもないのですがたまたまヒルズに用事があったので今年も見物してきました。
けやき坂は六本木ヒルズの開業に合わせて開通した、旧テレビ朝日通りから環状三号線へ抜ける坂のことです。
ただ再開発前のテレ朝通りから環状三号へ抜ける道がなかったかというと記憶が定かでありません。クルマは通れなかったかもしれないけど歩いて抜けられる坂道はあったような気もするのですが・・・
さて、けやき坂のイルミネーション。歩道のけやきの木にLEDが取り付けられ、その総数は100万個以上!
この写真のように、1本1本の木にコントローラーが取り付けられ、LEDを点灯させています。
この中に入っている機械でLEDの点灯タイミングや色の切り替えを管理しているようです。
私たちが行った日の夕方の時点ではまだ調整が完了していなかったのか、機械の蓋を開けて何かいじっている作業員の方がいました。
撮影スポット
けやき坂の上の方、ローダーデールの前の信号からはこのような景色になります。
東京タワーも遠いですし、道がカーブしているので見えるイルミネーションの数も少ないです。
その代わり人の数が少ないので自由にアングルやポーズを決めることができるのがメリットですね。
この信号のところをレジデンスの裏の方にまわると「さくら坂」。
さくら坂の方は歩道の木はイルミネーションはありませんが、ヒルズの敷地内の木はイルミネーションで飾られています。
ほとんど人がいませんがフォトジェニックな景色があちこちにありおススメのポイントです
撮影ポイントして一番有名なのがレジデンス棟との連絡ブリッジ上でしょうか。
下にけやき坂、左手にテレビ朝日。遠くには東京タワーも見えるという絶好のロケーションなので、この時期はいつも賑わっています。
おすすめは東京タワーのライトアップが切り替わる瞬間、それとイルミネーションの色が切り替わる時ですね。
東京タワーを真正面にした構図も良いのですが、ちょっと右にズレてルイ・ヴィトンのガラスの壁面に映るイルミネーションも入れたこの構図がお気に入りです。
丁寧に ”ここが撮影ポイントです” と示すマークが道路に置かれています。
けやき坂全体で2箇所設置されていました(もしかしたらもっとあるかも)
けやき坂の上の方の「撮影ポイント」から撮った写真です。
どの辺りかだいたい判りますね。
下の方の「撮影ポイント」からも撮ってみました。
ふと森タワーを見上げると、森タワーのライティングも特別カラーでした。
翌日には元に戻っていたので、この日だけの特別ライティングだったのかもしれません。
ヒルズのライティングの秘密は以前の記事をどうぞ。
イルミネーションの色、2017年は毎時00分から10分まで、30分から40分までがオレンジ、残りの時間がブルーです。
1時間いれば切り替わる瞬間が4回あるので、スタバでゆっくりコーヒーでもいただきながら眺めてみたいですね。もうじきテラス席にもヒーターが用意されるので夜でも寒さを気にせず長居ができます。
もし時間があれば、ヒルズの展望台(シティビュー)に登って、上からイルミネーションを見るのも良いでしょう。
平日の遅い時間帯の展望台は本当に営業しているのか心配になるくらい人が少ないので、特等席も独占できますし、イルミネーション見物にもデートにも最適な空間です。
展望台の入口からは正面が東京タワーですが、少し右の方に行くと真下がけやき坂になります。
上からイルミネーションの切り替わる瞬間を眺めると何か得した気分にもなります。
さて、これは2018年のイルミネーション。原則としてイルミネーションの点灯時間は毎日17時から23時まで。木を休ませるため深夜は消灯です。
また期間はクリスマスの12月25日まで。でもたぶん2月のバレンタインデーまで延長されると思います。
2018年は15周年ということで、これまでと点灯タイミングが違います。例年ですと30分毎に点灯パターンが変わっていましたが、今年はよりダイナミックに点灯と消灯を繰り返しています。
よーく見てもランダムなのか規則性があるのかよく分かりません。もっともイルミネーションが始まったばかりなので不具合があったりするのかもしれません。これからシーズンが深まるにつれ点灯パターンが調整されていくのではないでしょうか。
15周年ということでイベントも企画されているようですし、今年2018年のイルミネーションは一味違うようです。
けやき坂 イルミネーション
期間:2018年11月5日から12月25日
点灯時間:17:00 – 23:00