麻布狸穴の新しいカフェ「caféほ。」とシェアスペース「kurashiba」

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caféほ。

麻布狸穴(まみあな)に「caféほ。」というカフェと「living間」というレンタルスペースが一緒になった「kurashiba(暮らし場)」というシェアスペースのような不思議な空間が誕生していました。

狸穴にカフェというのはここ数十年では初めてかもしれません。さすがに戦前のことは分かりませんが、東麻布や麻布台に領土を割譲されて小さい街になってからの麻布狸穴町としてはたぶん初めてです。

ロシア大使館の住所も昔は麻布狸穴町で、冷戦時代(1990年以前)に ”狸穴” といえばソ連のことを指す隠語だったくらいです。(今のロシア大使館は場所はそのままで住所は麻布台です)

昔は外苑東通りから坂下の古川の方まで麻布狸穴だったらしいのですが、今は狸穴坂と鼠坂の囲まれた細長いエリアだけになっています。

 ▲大きな「caféほ。」の看板。

2022年の2月ころにオープンしていたのですが、狸穴坂を通る時くらいしか前を通らないのでしばらく気が付きませんでした。やっと訪問です。

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kurashiba café & living

以前は民家があった場所の新築3階建てのビルが「kurashiba café & living」です

▲地下1階、地上3階のビルの、ここは2階。

カフェの客席としても使えますし、living間というレンタルスペースのお客さんも利用しています。

窓の外に見える緑は狸穴公園の木々ですね。

▲窓側から見たカフェスペースです。

突き当りにはトイレとその右にはliving間のメンバー専用エリアとして小部屋がありました。

テレコンするのに丁度よい小部屋なのでリモートワーク用のスペースとしても使えそうです。

▲今回はコーヒーとカフェラテ、それとバナナブレッドです。

周囲も静かな環境ですし、店内も落ち着いた雰囲気で、狸穴の隠れ家! という感じです。もっとも狸穴自体が隠れ家みたいな場所なんですけどね。

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LIVING間

2階の一部と3階が「living間」というレンタルスペースになっています。

▲これは2階のliving のソファ。

カフェ利用者は使えなくて、living間のメンバーだけが利用できるようです。

▲これは2階のトイレ横のメンバー専用エリア。さっきの写真にも写っていた小部屋です。

▲3階への階段。

3階はフロア全体がliving間の専用になっているようです。

またフロア間の行き来は階段はもちろんですがエレベーターも設置されていてバリアフリーになっています。

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caféほ。のコーヒーとお菓子

コーヒーはオリジナルブレンドのスペシャルティコーヒーです。

▲カップにも「caféほ。」のロゴ入りでした。

ちょっと酸味があって美味しいコーヒーです。東麻布には意外とこの手のカフェがないので、ローカルたちがリピートしそうです。

▲焼き菓子もいくつか用意されていました。

▲バナナブレッド。

砂糖不使用で手作りのお菓子です。

▲バナナブレッドが意外とボリュームがあっておやつタイムの休憩にはもってこいでした。

それにしても静かで落ち着ける空間です。

▲これがメニューです。

コーヒーとティー。それとベーグルサンドとライスボックス。それと商品ケースに並ぶ焼き菓子たちですね

▲店頭に置かれたボードによると「自家製チャイラテ」がおすすめのようです。

次はそれにしてみよう

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kurashibaのスペース

kurashibaというビル自体がけっこう面白い使い方をしています。

▲ここが1階の「caféほ。」

いちおうテーブルも用意されていますが2階のcaféスペースの落ち着くと思います。

それと凄いのが、この写真では狸穴公園側の出入り口が映っていますが、その反対側の狸穴坂側にも出入り口があるのです。つまり麻布十番側からも狸穴坂を下る側からも入れるのです。

麻布十番の人も東麻布の人も麻布台の人も取り込もうという作戦ですね!

▲エレベーターの横に設置されているフロアマップ。

カフェとリビングがどう配置されているのかこれで分かると思います

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kurashibaビル

kurashibaのビルの狸穴坂側の出入り口と狸穴公園側の出入り口です。

▲これは狸穴公園側の出入り口です。

麻布十番側から訪れる人はたぶんこちら側を使うことになると思います

▲これは狸穴坂側の出入り口。

こっちは東麻布や狸穴坂を利用した場合ですね。

看板も大きいし、ビルも格好良く見えるし、もしかしたらこちら側が正門入口にあたるのかもしれないですね

場所とアクセス

麻布十番駅から徒歩5分です。

6番か3番出口を出て一の橋交差点から赤羽橋方面へ歩いて最初の信号を左折します。

▲少し行くと狸穴公園の信号なので、ここで信号を渡って狸穴公園の横の小路を進みます。

上の写真で赤いコーンが見えている角を右に曲がります。

▲突き当りが「kurashiba」です。

この小道は住んでいる人しか通らない道で、近所の人でもよほどのことがないと通らないですね。

麻布十番を探検していてもこのカフェを見つけるのは至難の技だと思います。まさに麻布十番の隠れ家カフェ。

▲それに比べると狸穴坂沿いの方は分かりやすいですね。狸穴坂を通っていればすぐ分かります。

例えば神谷町の駅から桜田通りを飯倉の方に歩いて飯倉の交差点を六本木方面へ。ロシア大使館横の信号から狸穴坂を下って行けば「kurashiba」です。神谷町駅から徒歩10分くらいですね。

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狸穴坂の上の方に見えるのは森ビルの麻布台ヒルズのビル。2023年には日本一の高層ビルが完成し、麻布台や飯倉周辺の様相がガラッと変わってしまうはずです

でもそうなっても狸穴とか東麻布一帯が大きく変わることはないと思いますから、kurashibaも「caféほ。」も今と変わらず隠れ家カフェのままだと思います。

狸穴唯一のカフェとしての利用はもちろんですが、リモートワーク用のスペースとしても利用できそうですし、ローカルにしてもちょっとしたコミュニティスペースとして利用できると思います。

kurashiba cafe&living 基本情報

店名 kurashiba cafe&living, cafe ほ。
住所 港区麻布狸穴 62-3
最寄駅 麻布十番駅
定休日 日曜・祝日
営業時間 9:00 – 19:00
予約 予約不要

 

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