南青山のアートスペースとアートショップ void+ (ボイドプラス)

void+

南青山にはいくつもの個性的なアートギャラリーがあるのですが、今回紹介する「void+」(ボイドプラス)は小さいけれど飛び抜けて個性的で尖ったギャラリーです。

Azone+Associatesというデザイン会社が運営するギャリーで、今年2021年でオープン16年。そろそろ中堅ギャラリーの域に入っています。

▲南青山みゆき通りから入った路地のマンションの1階がvoid+。

実はvoid+というギャラリーとvoid+stock というアートセレクトショップの二部構成になっているギャラリーです

 

gallery 1

マンション1階の入り口から入り、左へぐるっと回り込むと gallery 1 というホワイトキューブです。

企画展のメインは主にここを会場にして行われます。

▲7平方メートルですから四畳半くらいのスペースしかない、ミニマルな空間です。

でも逆に狭いからこそのインスタレーションが可能です。

写真は2021年8月14日から9月11日まで開催の「村田峰紀+盛 圭太  庭へ」展の様子です。

▲このように狭さを逆手に取ったようなインスタレーションができるんですね。

これは2020年開催の東恩納裕一 “Large Interior” 展の様子です。

▲また狭くて窓もないので照明を落とせば真っ暗にすることもできます。

この写真は2021年開催の庄司朝美「百目の鳥によせて」。

真っ暗なキューブの中で懐中電灯で作品を探して鑑賞します。

このような企画展を年に数回開催しています。

 

gallery 2 / salon

gallery 1 の向かいのスペースはサロンとしても利用できる gaallery 2

▲gallery 2とあるドアを開けて室内へ。
(感染症対策で今はドアは常に開放されています)

▲室内の真ん中にはテーブルとソファというか応接セット?。

▲逆に入り口を見たところ。

壁や窓際のスペース、時にはベランダまで使った大掛かりなインスタレーションから、シンプルなホワイトキューブとして。

企画展ごとに工夫を凝らした展示がされるので、gallery 2での展示がどうなっているのか見るのも楽しいです

 

void+stock

1階の奥は void+stock というアートセレクトショップ。

▲奥の部屋への通路は企画展の展示会場として利用することもありますし、void+stockの作品が展示されていることもあります。

写真突き当りのドアはダミーで右側にvoid+stock+の部屋が広がっています。

▲左側は東恩納 裕一の蛍光灯を再利用した作品 “Untitled”。

右にかかっているのは写真家 内藤忠行の”SAKURA-COSM”。80年代に一世を風靡した写真家です

▲これも東恩納 裕一。

他にもvoid+で個展を開催した作家などの作品がキュレーションされ、それだけで一つの展覧会のようですが、これらはほぼ全て販売可能です。

売れたりして適宜展示作品が変更されるので企画展で訪問するごとにvoid+stockを見ても飽きることがありません。

▲void+stockから戻るさっきの通路。反対側から見るとこのようになっています

eaves(軒下)

gallery 1, gallery 2/salon と void+stockの他にeavesというスペースがあり、新進作家に会場を安く提供したり不定期でイベントを行ったりしています。

▲これはマンションの1階入り口で、voidへはこの入口から入ります。

でもここから入らず右の方を見ると・・・

▲ときどきこのような展示が行われていたりするのです。

マンションの物置か自転車置場みたいなスペースを上手く活用しているんですね。

▲この時のインスタレーションは物置にしか見えないので気づかなかったお客さんもいたようです。

でも本来はこのeavesスペースはがらんどうなんですね。

本当の意味でのギャラリースペースは7平方メートルしかないのですが、そこで開催される企画展も良い企画が多いですし、gallery2やvoid+stockまで合わせると意外と大きなギャラリーです

 

void+の場所

表参道の交差点から徒歩で3分ほど。

表参道の交差点からみゆき通りを根津美術館の方へ歩いてMIU MIUの先の路地を左に入って右側です。

▲目印はこのメルセデス・ベンツ。190EのSPORTSLINEという80年代の名車がさりげなく置かれています。後ろに見える赤いのはホンダのビート。

あとこのマンション、意外とフォトジェニックなのでプロからインスタグラマーまで、マンションをバックに写真撮影している光景をよく見かけます。その点からもチェックですね。

ともあれ、void+ の企画展は見逃せないものが多いので、青山や表参道のギャラリー巡りや週末のお散歩コースにぜひここvoid+ も加えてみてください

基本情報

店名 void+
住所 港区南青山 3-16-14
最寄駅 東京メトロ表参道駅
定休日 月曜日
営業時間 12:00 − 18:00
禁煙・喫煙 禁煙

 

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