少し前に京都祇園の有名な餃子店「餃子歩兵」の恵比寿店を紹介しました。
最近は平日のランチを始めたり頑張っているようです。
さて、恵比寿で餃子というと最近なら「大豊記」か「えびすの安兵衛」ですね。
今回はオープンしてから10年経つのにいまだ夜は行列ができてしまう「えびすの安兵衛」を紹介します。
▲高知の屋台餃子がオリジナルで東京では10年くらい前にオープンしたこの恵比寿店が1号店です(たぶん)。。
夕方17時半の開店からすぐに席が埋まり、18時以降は深夜まで行列が途切れません。
えびすの安兵衛の場所
恵比寿のビール坂の下の方です。ガーデンプレイスからビール坂を下ればすぐ分かります。
白金から恵比寿駅へ向かって歩けば、恵比寿郵便局の一つ恵比寿駅側の信号のところ。
▲17時を過ぎて開店が近づくと、このように電気が点いて風よけのビニールで覆われます。
この写真の時はなぜかお客さんの姿が見えません。珍しい。
ということで、実はこの日が初めての訪問になりました。
たいていは左手の細い路地の方から店内までぐるっと行列になっているのです。
▲「入口」という文字と矢印の先のビニールの隙間から入ります。
また、餃子はテイクアウトも可能です。
テイクアウトの場合は行列をかきわけ店内の店員さんに声をかければ良いそうです。
えびすの安兵衛の店内
ビニールの多いの中に入っても、実はまだ店内には入れません。
▼店内への入口の様子です。
▼ぐるっと廻ると椅子が並んでいてストーブのところが先頭。椅子に座れない場合はビニール覆いの入口まで立って並ぶことになります。
要するにビニール覆いの中に入るまでに行列、そこから店内に入るまでの行列。行列が2段階になっています。
これはたしかに1時間待ちとか平気でありそうです。
▲行列待ちの退屈な時間を楽しく過ごせるような小道具が用意されていました。
これを持ってポーズを付けた写真を撮り、ハッシュタグ “#安兵衛” を付けてポストすればOK。
いちおう恵比寿なので大声を出したり下品なことはしないように、スタッフには優しくしてねという当然の注意書きです。
目新しかったのが ”店内での別れ話禁止”。
たしかに楽しく食事をしている隣で別れ話をされたりしたら不愉快ですものね。安兵衛に限らず他のお店でも気をつけたいマナーです。
カウンター席、テーブル席が乱雑な感じで配置され、いかにも屋台という雰囲気を演出しています。
えびすの安兵衛のメニュー
メニューは食事とドリンクが各1枚。
▲餃子の種類は焼き餃子と水餃子。それぞれ、にんにくの有無を指定できるので、4パターンのどれかを選ぶことになります。
また、らーめんが2種類、ごはんが3種類用意されています。
炭水化物はこちらで補給です。
えびすの安兵衛の餃子
ドリンクにウーロン茶をオーダーしてみました。
▲ソフトドリンクの場合はこんなノンアルコールな札がぶら下がっていました。
▲テーブルの上にはお箸にラー油に小皿といった餃子屋、中華料理屋さんの基本セットが並んでいます。
1人前は餃子が7個。
この時は3人前オーダーしたところ、1皿に収まりきらず2皿に分かれて出てきました。
手前のお皿の餃子の数が合いませんが、写真を撮るのを忘れて食べてしまったからです。本来は7個づつ2列になっています。
皮がぱりっと揚がって中はジューシー。でもサイズ的には小ぶり。
女性には1人前7個がジャストな量ですが男性は2人前頼んだ方がよいかもしれません。
茹でた餃子が出てきて、一緒に来るだし汁に漬けて食べるそうです。
いわゆる中華の水餃子とはイメージが違います。
ギュッと詰まった中身が見えていい感じですね。
▲今回は夕食としての餃子だったので「じゃこ飯」もオーダーしてみました。
白いご飯の上に高知名物のかつお節、さらにその上に釜揚げしらすが乗っています。
これはこれだけでも通用する美味しさですね。
17時半から翌朝までの営業なので、夜遊びの後のシメの餃子としていただくか、これから出かける間にささっと餃子メインでお腹を満たすか。
そんな使い方がぴったりなのでしょうが、とにかく行列が。シメの餃子を食べるまでに1時間もかかってしまっては酔もすっかり覚めてしまうでしょうし。
なので ”餃子を食べに行く” という明確な目的がある時に行くのが良いでしょうね。
とにかく18時から終電の時刻あたりまでは行列必至なので、17時半の開店前後か思い切り深夜に訪問すれば行列を避けられるかもしれません。
えびすの安兵衛
渋谷区 恵比寿 4-9-15
定休日:月曜日ほか
営業時間:17:30 – 27:00 (翌3時)、日・祝は25:00(翌1時)まで