黒澤明監督とも縁の六本木けやき坂「饂飩くろさわ」(閉店)

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麻布十番の饂飩くろさわ

六本木ヒルズのけやき坂下にある饂飩くろさわは、古民家風の非常に和風な店構えのうどん屋さんです

「くろさわ」と聞いてある一定の年齢以上の人は映画監督の黒澤明を思い浮かべるのではないでしょうか。何と言っても世界のKUROSAWAですから。

実はこのくろさわは黒澤監督のご子息黒澤久雄さんが経営されている飲食店の1つなのです。

パンデミックの中、ずっと一時休業していたのですが、諸般の事情により再開することなくそのまま閉店しました。

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黒澤監督を感じるポイント

▲まず、スタッフの方のTシャツには、おそらく黒澤監督の直筆サインからとったと見られる黒澤の文字が背中に大きく入っています。

▲また、トイレ入り口に永田町黒澤の案内があったのですが、こちらも黒澤監督のドローイングが使われていました。

▲更に、この店の売りの1つ、メンチカツの袋にも真っ赤な「黒」の字が書かれています。これも監督の文字なのでしょう。

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カレーうどんとメンチカツ

この店にきたらカレーうどんとメンチカツです。

メンチカツは1個350円でなかなかボリュームがあります。時間帯によっては売り切れてしまいますのでご注意を。

カレーうどんは海老と黒豚

▲メニューを見てみると正式名称は黒豚カレー南蛮うどんと海老カレー南蛮うどんです。

黒豚は何度か頂いていますので今回は海老カレー南蛮うどんにしました。
メンチカツはまだあったのですが、今回はオーダーしてません。

ここのメンチカツはすごくボリュームあるのでうどんと一緒に食べるとかなり満腹になります。がっつり食べたい人はうどんと一緒に食べることをお勧めします。

海老カレー南蛮うどん

海老カレー南蛮うどんは海老が5本綺麗に並んでいます。

▲野菜はパプリカやねぎとおそらくウドも入っていたと思います。春の味覚ですね。

うどんは割合細めで腰のあるツルツル麺です。

カレーは出汁の効いた和風のカレー味で細めのうどんに絡んで美味しくいただきました。

▲嬉しいのは、カレーうどんの天敵である白い服を着ていても思いきり食べられるように紙エプロンがついてきます。ですから気にする事なく思い切り食べられるのが嬉しいですね。

お茶はほうじ茶です。

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一人でもグループでも

店内はカウンター席とテーブル席があります。

ささっと一人でうどんを食べたい人はカウンターで、グループで楽しく食事がしたい方はテーブル席といろんなニーズに対応した設えになっています。

▲カウンター席と言ってもゆったりしているので慌ただしい感じではありません。
カウンターの目の前は厨房ですが、以前にはいらっしゃらなかった外国人スタッフが働いていました。

メニューにはおでんもありますので、テーブル席でおでんを食べながら日本酒を楽しんでるグループも来ていました。楽しみ方はいろいろですね。

季節ごとの特別メニューもあります。

もうすぐきっと春のメニューに変わるはずですから、六本木ヒルズの毛利庭園でお花見で少し花冷えしたところに温かいうどんやおでんををいただくのもいいですね。


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お店の場所は、六本木からはヒルズのけやき坂下のリンコスの先、麻布十番からは十番商店街を六本木方面に歩き一番六本木よりでギャラリー壁の隣です。

饂飩くろさわ

港区六本木 6-11-16 中銀六本木マンション1F
定休日:なし

営業時間:11:30〜15:00(土日〜16:00)、17:00〜23:00

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